虫歯治療

当クリニックでは患者様の負担をできるだけ少なくなるよう努力しています。 治療の痛みを減らし、健康な歯と歯茎を長く保っていただくために歯を削らず、歯を残す治療を行っています。

痛くない虫歯治療のための3つのワザ

  • 痛いイメージのある虫歯の治療ですが、虫歯自体の痛みよりも麻酔注射の痛みによるものではないでしょうか? 当クリニックでは、痛くない麻酔注射のための3つのワザを取り入れています。

1. 注射のための麻酔

当クリニックでは麻酔注射の痛みを減らすために、事前に表面麻酔をしています。表面麻酔は治療部位に吹きかけるだけなので痛みはありません。表面麻酔をした部位は麻痺するので、麻酔注射をしてもほとんど痛みを感じなくなります。

2. 針の細さ

当クリニックでは極細の針を使用しています。注射の針は細ければ細いほど痛みを感じないのです。33Gという最も細い針を使い、そっと注射するので痛みが抑えられます。

3. 注射のスピード

麻酔液を一気に入れると、その部位の細胞が膨らむため痛みの原因になります。ゆっくりそっと麻酔液を入れることができる電動麻酔注射器を使用するので、痛みは最小限に抑えられます。

痛くない虫歯治療のための3つのワザ

歯を削ると歯自体だけでなく歯茎などお口全体の健康レベルが下がります。 虫歯を削って詰めものや被せものをすれば元通りと思う方がいらっしゃいますが、天然歯には敵わないのです。 削らない虫歯治療のために、当クリニックには4つのノウハウがあります。

1. 虫歯を見つける装置「ダイアグノデント」

当クリニックでは虫歯を見つけることができる「ダイアグノデント」という機械を使っています。ダイアグノデントは小さな虫歯も90%という高い確率で見つけることができるのです。

これまでの虫歯の治療は歯科医の目視やレントゲンで診断していました。歯科医の経験や勘に頼ることも多いので初期虫歯を見落としたり虫歯の取り残しがあったりします。逆に虫歯周囲の健康な歯を削りすぎてしまうこともあります。統計データによれば虫歯検出率は歯科医の視診で12%、レントゲンでも50%以下の確率となっており、虫歯を正しく診断できているとはいえません。

科学的な根拠がある「ダイアグノデント」を使用すると虫歯検出率は90%と高く、虫歯を正しく診断することができます。当クリニックではすべての患者様に対してダイアグノデントの検査をしており、見つけにくい初期虫歯の発見や適正な削り具合を可能にしています。

2. 精密な治療を可能にする「高倍率ルーペ」

虫歯治療では虫歯部分を確実に取り除く必要があり、なおかつ健康な歯はなるべく削らずに治療する必要があります。 高倍率ルーペでは治療部位を拡大し精密な治療をすることができます。

3. 虫歯で色が変わる「う蝕検知液」

「う蝕検知液」という薬剤を使うと虫歯だけが赤くなります。赤く染まった部分を削るので、虫歯を間違いなく取り除き、健康な歯を無駄に削ることがありません。

4. 歯科医の技術「スプーンエキスカベーター」

当クリニックでは歯を削る時、経験豊富な歯科医の手による虫歯除去の工程も取り入れています。機械で削ると速いのですが削りすぎてしまうことがあります。歯科医が「スプーンエキスカベーター」を使って丁寧に除去することで削り過ぎを防ぎます。

歯をできるだけ削らない治療の流れ

虫歯の状態や部位によりすべて同じ治療ではありませんが、治療の流れをご紹介します。たんに虫歯の治療だけでなく治療後の見た目にも配慮し、治療後の予防処置も行っているので再発しにくくなっています。

  • 01 虫歯の発見
  • マイクロスコープや高倍率ルーペを使用した拡大視野により、虫歯による黒ずみを見つけます。拡大視野は虫歯の取り残しや削りすぎを防ぐのにも役立ちます。
  • 02 虫歯部分の除去
  • 虫歯除去はバーという機械と歯科医の手による除去を行っています。虫歯菌が広がらないように健康な部分はラバーダム(ゴムのシート)でカバーして行います。
  • 03 神経の保護
  • 殺菌効果のあるMTAセメントで神経を保護することで、痛みや再発を防ぎます。
  • 04 セメントの充填
  • 歯と馴染みやすく強いセメントで、削った部分を埋めます。
  • 05 ダイレクトボンディング
  • 削る範囲を最小限にできて、歯と同じ色を使い形を整えることで見た目もきれいにできあがります。
  • 06 最終調整
  • 患者様にも確認しながら、かみ合わせなどの調整をします。

歯を残す2つの治療方法

  • 歯を抜いたり神経を抜くと、歯自体がもろくなり歯茎も痩せてしまいます。天然歯に勝る治療はないので少しでも健康な歯を残す治療が重要となります。歯を残す治療方法はいくつかありますが、当クリニックでは次の2つの方法を取り入れています。

1. エクストリュージョン法(自費)

エクストリュージョン法とは、歯根廷出術とも呼ばれる矯正治療です。歯茎に埋まっている歯を引っ張って歯茎から出す方法で、被せものやインプラントなどの土台となる歯を作ることができます。歯を抜く必要がなく長く健康な状態を保てます。

2. MTAセメント

虫歯が神経まで進行している場合、すべてのケースではありませんが、MTAセメントという歯科用のセメントによる治療で神経を残すことができます。通常、虫歯が神経まで進行すると神経を抜くしかなかったのですが、MTAセメントで覆うことにより神経を抜かずに保存できるようになりました。

個別相談をご利用ください

当クリニックでは患者様個人に合わせて、できるだけ歯を削らない治療を行っています。
お口の中の悩みや不安、ケアの方法などなんでもお気軽にご相談くださいませ。

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